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とは言いつつ,昨日の書き込みから1日しか経ってないんだけどね ^_^;)。 いやー,経っちゃいましたよ,1週間(正確にはあと2時間弱あるけど)。 10数年ぶりでも,ここまで行けるんだな,とちょっと感動。 禁煙時間 0年 0月 6日22時間10分 吸わなかった煙草 138本 浮いたタバコ代 1863円 延びた寿命 0日12時間39分 by 禁煙マラソンカウンター dr-monkeyさんのコメントに対しても書いたのだが,「復煙」のキッカケは「なんだ禁煙って簡単じゃないか」という自分の苦労に対する軽視(ま,欺瞞なんだけどね)だと思う。 そういう意味でも,今後,禁煙が楽だとは決して言わない/思わないことにしよう。 現に,この週末から週明けは苦しかった。 今は少し楽だが,またいつ苦しくなるかわからない…。 こういう苦しさを記録することに意味があるんだと気付いた。 せっかくだから,10数年前の禁煙の経緯を簡単に書いておこう。 キッカケは母の肺ガン発病である。 もっと直接的な理由を言えば,最初の手術後に切り取った肺の一部を執刀医から見せられたこと。 黒かった。 母は喫煙者だったのだ。 普通,これを見せられたら誰でもタバコを止めると思う。 私もその例に漏れなかった。 その後,母は短い闘病生活の後に亡くなった。 肺ガンの進行の速さは驚くほどだ。 「自分も死にたくない」と思ったから禁煙したわけではない。 死ぬとか病気になるとか,そういう考えより先に,「いくらなんでもあの肺が自分の体の中にあっちゃマズいだろ~」という代物だったことが一番の理由だと思う。 しかし,いくら大きなインパクトでも,人は忘れる。 禁煙して1年も経ったころ,長期出張でアメリカへ。 初めての海外の長期滞在だったので,心理的なプレッシャーは大きかった。 そのうえ,ここは禁煙をしていた日本ではない。 手に入るタバコもマイルドセブンではなく洋モクだし…。 で,最初の「いつでも禁煙なんてできる!」という言い訳をキッカケに復煙へ。 タバコって,吸っている立場から言うと「吸う自由がある」と思うんだけど,止めた立場から言うと「吸わない自由」なんだな,とつくづく思う。 つまり,「喫煙という束縛からの開放」が禁煙なんだと。 「禁」とか言うからなにか縛られているイメージがあるんだけど,実は逆なんだと。 バイクの大型免許を取ったのは,乗れるバイクに制限があるのが嫌だったから。 禁煙もそれと同じ。
by nozzzy
| 2004-06-08 22:12
| 禁煙・健康
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