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ってことになってるのが,東本昌平氏の「CB感 REBORN」だ。 ビッグコミックスピリッツに連載されていることは何となく知っていたのだが,同誌を普段買っていないので読んだことがなかった。 それが先日,コミックス化されたものが本屋に平積みされていたのを見つけ,思わず買ってしまったのだ。 東本(はるもと)氏と言えば,なんといっても「キリン」で有名。 バイクをテーマにしたマンガは数多くあれど,彼ほどライダーの目線で描ける漫画家は他にいないと思っている。 バイクやライダーを第三者的に描くことは漫画家ならば誰でもできるだろう。 しかし,ライダーの視線で,それも走っている最中に切り取られた風景を描くことは,やはりライダー×漫画家という資質(?)が必要になる。 東本氏はそれを完璧に備えている。 キリンの中で,都内や首都高,東名高速,箱根ターンパイクなどの風景を,ライダー目線で描いたヒトコマに,何人の関東のライダーが「そうそう,これこれ,この風景!」と同感しただろうか。 同じ風景でも,4輪から見たものと2輪から見たものは違う。 東本氏のは,明らかに2輪から見た風景なのだ。 話がズレてしまったが,この「CB感 REBORN」,まずタイトルが良い。 ライダーではない人は何のことだかわからないのが良い。 それと,ストーリーの前提にある近未来の設定,「バイクは乗っても持っても違法」という設定が,ライダーのマゾ心をくすぐる。 最近,こんな時代なのに,ぽろぽろとバイク漫画が出ているのはありがたい。 モーニングの「頼むから静かにしてくれ」(六田登)も嬉しかったな。筑波サーキットがたくさん出てきて。
by nozzzy
| 2004-06-15 23:30
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