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(B)表示板の制作 (a)表示セグメントの制作 (1)クラフトシートの裏側を塗装 クラフトシート板は良くできていて,表側が滑らかで反射率が高く,裏側には凹凸加工が施されていて反射率が低くなっている。よって,この裏側につや消しの黒を塗布することで,セグメントを裏返したときに視認性をより落とせるメリットがある。 とは言いつつ,使ったつや消し黒のスプレーは中途半端に残っていたマフラーなど用の耐熱ペイント・スプレーなんだけどね…。これで十分だけど。 (2)セグメントの切り出し これが大変。なにせ1文字=7セグメントで,5文字×2段なので総計70セグメントを切り出さなければならない。それも,それぞれのセグメントを均一な形状にしないと格好悪い。そこで,薄いアルミ板を切り抜いてマスターを作り,これを定規にしてクラフトシートをカッターで切り抜くことにした。これは某サイトを参考にしたもの。確かにこれなら作業は速く正確になる。 それでも70個を切っていると泣けてくる…。 (3)セグメントに穴あけ セグメントは表示板にゴムひもで取り付ける。このために,セグメントの両端に穴を開ける必要がある。いちいちドリルで開けていたら大変。よってポンチを使うことに。 しかし最初,ポンチ台としてそこらにあった木材の板を使ったら,これが開かない開かない。木材の台が凹むばかりで一向に切れないのだ。しょうがないので鉄の板を…と探したのだが,そんな都合の良い板が家にあるわけがない。そこでバールの側面を使うという荒業を使う。 後日,ちゃんとしたポンチ台を買ってきたら,これが効率よく穴を開けられること…。鉄の台を使ったお陰でポンチの刃も鈍ったようだ。みなさん,ポンチ台はちゃんとしたものを買いましょう。 穴開けは70個×2カ所なので140回!これ,夜,家の中でやってたらカミさんに怒られました…。とほほ…。 (4)セグメントにハトメ さらにこの140個の穴にハトメを装着する。もちろん,ゴムひもの耐久性を確保するためだ。特にDE耐のような長時間耐久では,このゴムがかならず切れる。ブチブチ切れながらなんとか使うのだが,少しでも耐久性を増すために端処理の意味でハトメは必須だと思う。また,現地へはゴムひもの替えも持っていった方が良い。 しかし,ハトメの装着は楽しい。専用の冶具を使うから。何か内職してるみたいだけど…。 (b)表示板に穴あけ (1)穴あけ あらかじめ設計した通り,表示板にセグメントの取り付け穴を開ける。 穴あけには7mmのポンチを利用。これも騒音を立てる作業だが,セグメントに比べれば,全部で60カ所なので回数は大したことない。 (2)ハトメ取り付け 開けた穴に7mmのハトメを取り付ける。これもセグメントと同様,楽しい作業…になるハズだったが,ハトメのカシメ用冶具がホッチキスのような支点を持つタイプだったので,表示板の中央では届かなくなる,という問題が発覚。 しょうがないので,カシメのための凸状の金具をラジオペンチで持って,それをプラ金槌で叩くというかなり苦しい作業に。 おまけに表示板の厚みがあるので,完全にカシメずに途中で止めなければならない,というのも作業の難しさを倍加した。 (3)ハトメの着色 あとで出てくるセグメントの着色と同様,ハトメ金具の金色が数字の視認性を低下させるので,ハトメを全て取り付けた後で表示板全体につや消し黒スプレーを吹く。 (c)セグメントの取り付け (1)セグメントにゴムひもとビーズを付ける ここから内職度が加速していく。いかに効率良くゴムひもをハトメ穴とビーズに通して結ぶか…。なにせ180個ですからね! そのために,糸通しとか,ぶっとい針とか,それを刺す針子とか,ビーズを転がらないようまとめておく器とか…そのうえで効率良い作業の仕方を究めていく。 とにかくこれは本当に,生産技術とノウハウの集積。日本のものづくり力はこんなところにあるのだよなぁ…と日本の将来に思いを馳せながら作業を進めた。 おまけにビーズに元々開いている穴が小さかったので,1つ1つドリルで穴を拡大するハメにも…(T T)。 (2)ハトメの部分を着色 1度組み立ててからわかったのだが,セグメントの黒い側に露出しているハトメの金色は遠目で数字を見たときの視認性を落としかねない。 よって,このハトメの部分だけをちまちまと筆で塗る。スプレーにしなかったのは,塗料のセグメント裏側への回り込みを気にしたからだ。もちろん,マスキング・テープを貼れば良いのだが,その手間を考えると筆の方が良い,との判断である。 (3)表示板に取り付ける 1つの穴にはゴムひもが2組入るところと,3組入るところの2種類がある。1組のゴムひもにビーズが1つ付いているので,3組入るところにはビーズ3個,2組では2個となる。 3つのビーズだと三角形に干渉して抜けにくいが,2つのビーズだと抜け易い。よって,2つで済むところも3つのビーズになるように,セグメントに付けるゴムひも数を一部増やした。 最後に,この3つのゴムひもを裏側で一まとめにしばることで,より抜けにくくした。 以上,長々と説明したが,1つには自分の記録のためでもあるので,読み飛ばしていただいて構いません。 正直,材料の選択から始めて生産技術も開発しつつやった今回の作業,実に楽しかった。 その昔,大学の研究室で先輩に指導してもらいながら作ったデジタル・タイマーを思い出した。論理ICチップを買ってきて組み立てるのだが,それこそ「排他的論理和」なんてところから自分で考えさせられたので,実にためになったものだ。 いまの少年少女たちに言いたい! みんな,ゲームばかりしてないで,ものづくりしようぜ!と。 ※写真はハトメの着色前に撮影してます #
by nozzzy
| 2006-02-05 22:10
| レース
■用意したもの ●材料 ・使い古しのジグソー・パズル用フレーム(500mm×800mm) ・プラダン(900mm×1800mm)黒 ・PPクラフトシート(490mm×565mm)黄色 ・アルミ板(厚さ0.5mmの小片) ・つや消し黒スプレー ・補強L字金具(フレームの四隅用)×4個 ・ハトメ(4mm穴×140個,7mm穴×60個) ・髪止め用ゴムひも(10m×3) ・ビーズ玉(φ8mm)×180個 ・アルミL字材(厚さ0.8mm,幅15mm×15mm,長さ50mm×4本) ・取っ手×6個 ・ビス,ナット類 ●工具 ・ハトメのカシメ冶具,ポンチ,ポンチ台 ・ドリル,ドライバなど一般工具 ■作り方 (A)フレームの制作 (1)サイズ調整 今回のフレームが500mm×800mmと巨大なので,多少,小さくすることに(500mm×600mm)。サイズは,数字1文字の領域が100mm×160mmに収まるように,また1つのラップ表示が5桁になるように設計。さらに贅沢にも上下2段のダブル・ラップ仕様。かつ最上部にはチーム・ロゴを入れられるスペースも設けられるようにした。 こうなると,もうほとんどGPにも利用可能!? サイズの調整は単純にアルミ・フレームを切るだけ。ただし,縦フレームと横フレームの接続が45°の切り口を使うので,金ノコでおおざっぱに切った後,棒ヤスリで丹念にすり合わせできるように仕上げる。 (2)フレームの補強(i) さすがにジグソー・パズル用だけあってフレームは軽いけれどもフニャフニャの作り。そこで補強を入れることに。まずは四隅にL字型の補強金具をビス止め。これをやると容易に表示板をフレームから出し入れすることができなくなるが,それもいたしかたない。コースに差し出したサイン・ボードが崩壊したらレース中断だからね。 (3)フレームの補強(ii) 四隅だけでなく,左右フレームの間にも「梁(はり)」を渡すことに。左右フレームの上下に取っ手を2組付けるので,ネジ止めの部分を共締めにして梁を固定することに。梁にはなるべく軽くて強度が出るように,0.8mm厚の薄いアルミ板のL字材を利用した。 (4)取っ手の取り付け 上下フレームにそれぞれ1つづつ合わせて2つ。左右フレームにそれぞれ2つづつ合わせて4つ。合計6つの取っ手を取り付ける。これも贅沢。やはり重さを考慮して,プラスチック製のものをチョイス。市販の取っ手は比較的深さ(?)が浅いので,できるだけ立ち上がりの高いものを選んだ。 これであらゆるピット体勢に対応できるし,風の強い日もしっかりとホールドできるっつーもんだ。 #
by nozzzy
| 2006-02-04 21:58
| レース
個人的に思っているだけかもしれないが,バイク乗りにとっての究極の夢ってのがコレかな,と。 WOWOWで昨年の11月から全7回に渡って放映されてきた「ユアン・マクレガー 大陸横断バイクの旅…Long Way Round」。 観た方も多いと思うが,正直,かなりハマった。 ロンドン発,ヨーロッパ→ロシア→アラスカ→カナダ→ニューヨークと,ほぼ地球一周に近い2万マイルをユアン・マクレガー(ご存知,オビ=ワン)とチャーリー・ブアマンの2人が,BMWの1150GSと1200GSにそれぞれまたがって駆け抜けるドキュメンタリーだ。 悪路に次ぐ悪路を難渋しながら進む様子。弱音を吐くユアン。バイク乗りとして,人間として頼もしいチャーリー。そして2人の友情。 もちろん,ユアンというビッグネームだからこそなし得た旅かもしれない。 2人きりではなく,4輪のサポート部隊もいたからそこ完遂できた旅かもしれない。 一般の人間が可能な旅ではないかもしれない。 でも,バイクって乗り物に乗っている限り,やはり心のどこかにこうした「冒険」への憧れがあるような気がする。 世界一周じゃなくても構わない。 日本国内でも全くOKだ。 ただ,自分にとって未知の地域,未知の道に自分の足あとを標してみたい。 せっかくならば,地球規模でマクロに「目に見える」道程を標してみたい。 そういえば,チェ・ゲバラの「モーターサイクル・ダイアリーズ」もそうしたモチーフだったような。 …ということで,今年の抱負というよりは今後の人生の中期計画を。 ここ2~3年,ロードにのめり込み,その後,オフ系に急展開。 数年そこで過ごし,そして本格的にツーリング三昧へ。 国内を周り,そして国外へ飛び出す…。 いったい何歳なんだろうね,そのころは? そのときの伴侶となるバイクは何なんだろうね。 いやぁ,幸せだな。こんな妄想。 #
by nozzzy
| 2006-01-02 00:23
| ツーリング・旅行
お,なんか今日はハイだぞ! 午前3時起きなのに,まだあまり眠たくない。 つーことで,一気に書いちゃおう…。 早起きの理由は,ツインリンクもてぎで開催された「4ストミニバイク走行会」。 来年のDE耐に向けた練習走行会である。 でれるかどうかはわからんが,とりあえず出走を目指すわがチームは,大寒波の襲来もものともせず,チーム員3人が参加した。 わが家で雨ざらしにされている可愛そうなXLR号をステップWGNに積み込んで,遠路はるばる,栃木県茂木町へ向かう。 夜明けがまだほど遠い常磐道を北上するにつれ,ドンドン気温は低下していく。 高速を降りて走る県道の左右の畑には,ビッシリと霜が…。 だいじょぶか?オレたち。 そんな心配をよそに,もてぎに到着するとピットの確保,バイクの降車,受付,安全教習,バスツアー,初心者先導走行…とやることが目白押しで時間が矢のように過ぎ去っていく。 今回の走行とは無関係だが,ライダース・ミーティングのとき,一連のコースや旗の説明を終えた後,DE耐オフィシャルの方が「みなさん興味津々かと思われますが…」と切り出したのが例の「NSF100」のDE耐出場可否の件。 結論は「出場できません」。 これには,ピットロードを埋め尽くしたライダーたちから「おお~っ」と嘆息が出た。そして,複数のライダーからは拍手が起こる。 DE耐を目指す者なら,この12月から予約販売が始まったNSF100が気にならないハズがない。 理由は,「みんなでワイワイやるDE耐の趣旨に合わないので見送り」とのこと。別途,NSFはNSFが出れるレギュレーションのレースを作る,とも。 まあ,いずれにせよ,4ストミニのレース・シーンは,ここしばらく面白いことに違いはなさそうだ。 それはともかく。 うちらのチームは1時間の走行枠を3本取り,1人30分×2本走行することにする。 メスシリンダーを持ってきて,正確な燃費も計算することに。 全員の各ラップも測定する。 結果,ベストは3分21秒05。わたしは22秒01がベストだった。 どうも,ここら辺がマシンの限界のようだ。 とにかく,直線が遅い!ビシバシ抜かれる。 さらに燃費もあまり良くない…。 今後の課題は多いぞ。 最後の最後(残り10分)に最終ライダーがヘアピンで逝ってしまった。 スリップダウンとのことで,ライダーもマシンも大きなダメージは無かったようだ。 とりあえず,良かった良かった… そういや,ミーティングで「お正月は家で迎えましょう」とのオフィシャル・コメントにライダー一同爆笑だったが,まんざら冗談じゃないんだよな…。 そうそう,来年のDE耐のスケジュールが決まったようだ。 5月6日,7日。ゴールデンウィークの最後である。 さて,なんとか出たいものだが…。 #
by nozzzy
| 2005-12-29 23:40
| レース
ようやくわが家(わが車)にも文明の波が…。 ETC導入です。 「いまさら…」と言われそうだが,うちにとってはかなりがんばった方だよ。 文明の利器といえるモノは,だいたい世の中にほぼ一巡したころにようやく導入してるから。 だいたい,高速道路をそんなに使う方でもないので,家族からのニーズも無い。 ここ最近になって筑波通いを始めたというのが,モチベーションっちゃーモチベーション。 しかしそれも私だけのメリット。 家ではそんなに権限のある方ではない(T T)ので,こうしたそれなりの初期コストが必要になるモノへの投資は,どうしてもカミさんの同意が必要になる。 しかし,今回のこのETC,ほとんど初期コストがかかってない。 だから,カミさんの障壁はパンポンのネットくらい低かった(意味不明)。 なぜか。 実は「ETC車載器リース制度」というものを利用したのだ。 ETCステーションというところが実施しているもので,基本的に月200円~400円の「リース料」を2年~4年間支払うだけで,あとは一切無料(もちろん,高速道路の料金は払わなければならないが)。 支払い期間が過ぎたら,車載器は自分のものになる。 私は400円/月×2年間コースなので,〆て9600円を払うだけだ。 「そんなウマい話が~」と最初は思った。 で,疑り深い私はETCステーションにTEL。 そうしたら,かなり丁寧な応対でそのカラクリを説明してくれた。 要は,「カード会社のインセンティブ」と「低価格な車載器」がキモなのだ。 実は私がこれを契約したあと,どこかのメディアでそうしたビジネスが話題になり,どこぞでは「月10円リース」というものまで出始めたと聞いた。 カード会社が,ただでさえ一巡(どころか二巡三巡)した感の強いカード需要を新たに喚起できるETCカードに賭けた顧客獲得の一手といえる。 ということで,私もこれで何枚目かもうわからないが,某カード会社に新たに加入させられてしまった。 まあ,どうせETCカードは作らなければならないのと,いままで海外系ではVISAしか持ってなかったのでMASTERSも欲しいのとで,結局,カード会社の思惑にまんまと自らハマったわけだ。 でもどうせいつかは買わなければならない車載器の値段やその取り付け料のことを考えると,この制度は魅力である。 さらにいまなら,ETCのマイレージとか魅力ある割引もあることだし,入らない手はない…と(まんまと道路公団の思惑にもハマっているオレ)。 でも車載器を手にして思ったよ。 「すげー小さいじゃん!」って。 「なんでこれでバイクに乗らないんだよ」って。 確かに全天候性とか考えなければならないってのはわかるけど,どうせシート下に入れることなどを考えると,シールドはそれほど厳重な作りは必要ない気がする。 それにそうしたモノを作る技術はいくらでもありそうだし。 行政がサボってる,あるいは「2輪無視」の結果としての普及遅延としか,やっぱり思えない。 しかし,初めてETCレーンを通過するときはドキドキするだろーな…,きっと。 開いてくれるのかって…。 #
by nozzzy
| 2005-12-15 22:59
| 公道
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